その華の香り



華は、まるで誘惑するかの様に艶めかしくも甘い香りを放つ。



見た目も美しく、輝きを失わないその華に





俺は虜となった………。





今君は深い眠りに入っり、覚めることなく俺の腕の中で咲き続けている。






あぁ。やっと君を手に入れた。





白くて綺麗な首筋に唇を寄せると甘い香りが鼻を擽る。






俺を虜にさせた甘い香り





「あいしてるよ……」






この美しい香りだけでなく、君のことを全て……。




end

end