キス 時々 お邪魔虫
ドリーム小説
遠征に行って一週間。惑星ベジータに戻った俺が最初に足を運んだのは自宅。
そこには、俺の最愛の恋人が待っているからだ。
「ただいま」
帰ってくるのは沈黙だけ。おかしい。
いつもならパタパタ廊下を走って出迎えてくれる筈のの姿がない。
「……?」
の名前を言いながらリビングへ向かうと、ソファーの上でて眠っている女がいた。
そう。彼女こそが、俺の最愛の女『』だ。
俺はソファーの端に座って寝顔を鑑賞する。
長いまつげ。柔らかそうな頬。美味そうな桃色の唇。
(やべぇ……抱きたくなってきてらぁ)
若干頬を染めた俺は欲望を抑えながらの頬に触れると、の口から甘い声が漏れる。
「んぅ……バーダック……」
「Σ……//」
背筋がゾクリと感じ欲望が高鳴り、の唇が目から離れない。
そっとソファーの端から離れ、しゃがみこんで美味そうな唇と俺の唇を重ねた。
数センチ唇を離すとのは目を覚まし、まだ覚醒していない虚ろな目で俺を見つめた。
「おはよう、白雪姫」
「バーダッ……ク//おかえりなさい」
柔らかく微笑むに俺の理性は崖っぷちに立っていた。その笑顔、反則だろ?
「バーダック?どうし……ぁ……」
そっと軽いキスをして、触れるか触れないかの行為を続ける。
互いの息が上がっては欲望が増すばかり。
「……」
掠れた甘い声で名前を呼ぶとは身を硬直させ、とろけた目と赤く染まった頬をして俺を見つめては甘い声で俺の名前を呼ぶ。
嗚呼。限界。
「……///」
「んぁ…バーダ……ク///」
の上に跨り(またがり)深いキスをしてブラウスに手をかけた瞬間。
俺はこのままを味わおうとしたところだったのに…………。
やつが現れた。
バァン!!
「バーダック!いるか!?」
「「Σ!?」」
いきなりドアを破壊して憎めない笑顔でにぱっと笑う焦げレタス……ターレスが現れた。
当然、営みをしようとした俺達はただ唖然するばかり……。
俺達の姿を見たターレスはあれ?と呟きながら間抜けな声を出す。
「ありゃ〜……俺、邪魔だった?まぁ、お気にせずどうぞ、どうぞ」
ぶっちん
「死にさらせ!!焦げレタスがぁ!!!!!!!」
「Σうわぁιバーダック馬鹿っ!俺死んじゃうだろ!」
「あぁ死んでしまえ!!お前は焦げた存在でしかねぇんだよ!!!」
「Σひでぇ!!(;□;)」
「ちょ……バーダック、ターレス」
「安心しろ。雑魚はすぐ片付ける」
「いやだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
二人の邪魔をしてしまったターレス。
バーダックの家の中で叫び声が響いてその後どうなったのかは、いうまででもない。
……続く。