Coffee ＆ Cocoa Kiss

ドリーム小説この日。とバーダックは自宅でのんびりリビングで寛いでいた。
の持っているカップにはココア。バーダックが持っているカップにはブラックコーヒー｡
おいしそうにココアを飲むを、バーダックは面白そうな笑みを浮かべてじっと見ていた。

「……？どうしたの」
「ん?ココア飲むなんて、子供みたいだなぁって思ってな……ふふっ」
「Σなぁ!失礼だなぁ///コーヒーは【多少】飲めるよ」

視線に気づいたはカップを少し離してバーダックに言うと、いきなり意地悪く微笑みながら子供扱いされてムキになり、多少といい言葉を強調しながらコーヒーを飲めると胸を張って言う。
そんなにバーダックは頬杖をしながら意地悪く言う。

「ほぅ?砂糖やミルクなしでか?」

「【多少】はね」

「ふふ……」

そう言ってコーヒーを飲む。笑みを浮かべながら手招きをしてを誘う。はその対応に応え無防備でバーダックの前に立つとバーダックはカップを置いてを抱き寄せてキスしてきた。

「んぉ!?ん……ぅん///」

頭を固定されて逃れることが出来ない。
更にバーダックは口に含んだコーヒーをに飲まされ、口に広がる苦さに眉を歪める｡全部飲み干すとバーダックは唇を離して不適な笑みを浮かべながらの顎をしゃくって見下ろす。

「そんな顔してっと､襲うぞ?」
　
　--------------------------------------------------------------------------------

「う……ウルサい!!!バーダックの馬鹿!///」

は赤くなりながらそっぽ向き口直しにココアを飲む。
そんなを見て面白がっていたバーダックは笑いながら側に寄る｡

「悪かったなぁ、｡機嫌直せよ？」

「………ん!…」

顔をのぞき込もうとしたバーダックの顔にが近づき、唇を押し当てた。驚いたバーダックは口を少し開いていたので、はその隙間にココアを注ぐ。
口内に広がる甘ったるい香りと味に驚きながらも飲み干すバーダック｡数分過ぎて、やがて唇は離れる｡バーダックは口元を手で押さえながら軽くを見て小さく「甘ぇ…」と呟く。

この日バーダックは｡初めての不意打ちをされたのだ｡

だが､のさっきの行動にバーダックの男の火を点火させたしまったことに気づいていないは､ベッドの上で甘く責められたとか……。

End