『Ready ラディッツ!!!!』
ドリー夢小説
俺はラディッツ。弟の仲間のナメクジに殺され現在地獄に至る。
そんな俺は戦闘力も低く周りから『弱虫ラディッツ』と言われたりと意味イジメられているが、そんな俺にもマイナスからプラスになる一面がある。
今俺と同棲しているアイ。俺の恋人だ。
付き合い始めて半年。普通ならキスの段階から営みに進むのだが……。
ここ半年間。営みは未遂で終わっている。
その原因は、俺の身の回りにいる奴らだ。
『ラディッツ!おはよぅ』
「おはよう、。朝食出来てるぞ」
「わぁvラディのご飯」
毎朝朝食を美味しく食べるを眺めるのが俺の日課。
今日はフレンチトーストにしてみた。
『朝からオシャレ〜』
「悪いな。食材が足りなくなったからこれしか作れなかったんだ」
『謝らなくていいよ。私ラディの作ったもの大好きだもん。どんなものでも美味しく食べちゃうんだから』
「美味しく……ねぇ。じゃあよ」
の側に寄り顎をしゃくって目線を合わせる。
「俺も食べちゃう?」
「っ/////!?バカ」
互いに笑いあった後ふ、と目が合うと自然と唇が重なる。
触れるだけのキスが段々激しくなり、俺はの服の中に手を忍ばせる。このままイケると思っていた。
バン!!!
「ラディ〜!!飯作る前に何してんじゃゴラぁ!!!!!!」
「俺のを汚すんじゃねぇ、馬鹿ラディッツ!!!!!」
そら来た。親父とターレスが来る度未遂で終わる。
どこ行ってもそうだ。もぅ…………。
限界が頂点に達する。
「。口を開けな?俺が食わせてやるから」と親父。
「下手なナンパすんなよ、バーダック。こういうのは、甘く責めるのが……」
「いい加減にしろ親父!!!ターレスは人の恋人に気安く触るんじゃねぇ!!!!!」
俺は強引に親父とターレスから引き剥がし自分の腕の中に収める。
「毎度毎度毎度毎度毎度!!俺たちの邪魔するなよ、馬鹿親父にクソレタス!」
「それが親に対する言い方か、ラディ!俺はそんな子に育てた覚えはない!」
「こういう時だけ親らしい台詞吐くな!!」
「俺もショックだ、ラディ!!親友だと思っていたのに……こんな奴だなんて…………うぅ……」
「嘘泣きするくらいならもっっとましな演技しろターレス!!それから何度も言うが……頼むから、邪魔しないでくれよぉ」
情けないくらいの懇願だ。
「お父さんターレス……私からもお願い」
の頼みに、親父とターレスはただ静かに黙っていた。
「私……ラディが好きだから、もっと知りたい。もっと触れたい。二人が私を思ってくれるのは凄く嬉しいの。だから……お願い」
暫くの間で、親父は舌打ちをしながら頭をガシガシ掻く。
「……ったく。負けだ負けだ」
「親父……?」
「ターレス。帰るぞ」
「はぁ?だってバーダック、お前……」
「早く来いや、クソレタス」
親父はターレスの頭を痛く引っ張りそのまま玄関へと向かう。
の気持ちが伝わったんだ……。
ありがとうよ、親父。
ん?ということは??
「これで心置きなくイチャつけるな……」
「え?ラディ??やぁ、ちょっと。どこ触ってるのよ」
「朝昼晩ずっと邪魔されて爆発寸前」
「え///?それって…………あ…………」
早朝。何やかんやで俺たちは一ヶ月分の愛を育んだ。
その数週間後には子供が宿っていたというのは別の話………。
end